こおり‐がさね【氷襲】
1 襲の色目の名。表はつやのある白、裏は白無地。冬に用いる。 2 白い鳥の子紙を2枚重ねたもの。手紙や歌を書くのに用いた。
こおり‐がし【氷菓子】
牛乳・果汁・卵・砂糖水などを凍結させた菓子。アイスキャンデー・シャーベットなど。《季 夏》
こおり‐ぎり【氷霧】
微細な氷の結晶が大気中に浮遊して、1キロ以上離れた物がぼやけて見える現象。ひょうむ。
こおり‐こんにゃく【凍り蒟蒻/氷蒟蒻】
こんにゃくを寒気にさらして凍らせ、乾燥したもの。精進料理などに用いる。こごりこんにゃく。しみこんにゃく。《季 冬》
こおり‐ざとう【氷砂糖】
純度の高い砂糖を溶かし、ゆっくり水分を蒸発させて大きな結晶にしたもの。果実酒・料理などに用いるほか、そのまま菓子としても食する。
こおり‐じるこ【氷汁粉】
汁粉の上に削り氷をかけたもの。《季 夏》
こおり‐すい【氷水】
削り氷に蜜・シロップなどをかけたもの。かきごおり。こおりみず。
こおり‐すべり【氷滑り】
氷上を滑る遊び。アイススケートの類。《季 冬》
こおり‐そば【凍り蕎麦/氷蕎麦】
ゆでたそば切りを寒気にさらして凍らせ、乾燥させたもの。熱湯で戻して食する。
こおり‐だい【氷代】
1 氷の代金。 2 暮れに支給する餅代に対して、夏場に支給する小額の金銭。また、夏場に政党や党内の派閥が所属議員に配る活動資金。→餅代