こがね‐の‐やま【黄金の山】
1 金を産出する山。金山。 2 山のように積んだ黄金や金貨。
黄金(こがね)花(はな)咲(さ)・く
黄金の花が咲く。黄金の出ることを、花が咲くのにたとえていう。「佐渡の国にこそ金(こがね)の花栄(さ)きたる所はありしか」〈今昔・二六・一五〉
こがね‐ばな【黄金花】
シソ科の多年草。中国などに分布。夏に青紫色の唇形の花が総状に咲く。根は円錐形で内部は黄色く、漢方で黄芩(おうごん)といい、薬用。
こがねまる【こがね丸】
巌谷小波の童話。明治24年(1891)、「少年文学叢書」の第一編として刊行。日本で最初の創作児童文学作品とされる。
こがね‐むし【黄金虫/金亀子】
1 甲虫目コガネムシ科の昆虫。体長約2センチ。体は広卵形で、背面は強い光沢のある濃緑色または紫紅色。夏に出現し、広葉樹の葉を食する。《季 夏》「落ちしまま翅(はね)はみ出せる—/正雄」 2 甲虫...
こがねむし【黄金虫】
《原題The Gold Bug》ポーの短編小説。1843年発表。キャプテン=キッドの財宝を巡る冒険小説。フィラデルフィア‐ダラー‐ニュースペーパーの懸賞で最優秀作品となり、舞台化もされた。
こがねむし【こがね虫】
金子光晴の詩集。大正12年(1923)刊。大正8年(1919)年から翌年にかけて英国・ベルギーを放浪した際の作品を推敲したもの。高踏派的な象徴詩で注目を浴びた。
こがね‐めぬき【黄金目貫】
1 黄金製の刀の目貫。 2 《花の形が刀の目貫に似ているところから》寒菊(かんぎく)の別名。
こがね‐もち【小金持(ち)】
衣食住に不自由なく、好きなことをして楽しめる程度の収入・資産を持っている人。
こがねやま‐じんじゃ【黄金山神社】
宮城県石巻市鮎川浜にある神社。祭神は金山毘古神(かなやまひこのかみ)・金山毘売神(かなやまひめのかみ)。 宮城県遠田郡涌谷町にある神社。祭神は天照大神(あまてらすおおみかみ)・金山彦神・迦具...