こ‐ぎれ【小切れ/小布】
1 布地の小さい切れ端。「—をはぎ合わせる」 2 歌舞伎で、役者の衣装に付属する布製の小物。手ぬぐい・足袋・鉢巻きなど。紙・タバコなどの消耗品を含むこともある。小切れ物。
こ‐ぎれ【古切/古裂】
近世以前に中国などから渡来した金襴(きんらん)・緞子(どんす)などの織物。茶道の名物の袋や和装の小物に用いられて珍重された。
こ‐ぎれい【小綺麗】
[形動][文][ナリ]ほどよく整っていて清潔であるさま。「—な身なり」「部屋を—にする」⇔小汚い。 [派生]こぎれいさ[名]
こぎれ‐もの【小切れ物】
⇒小切れ2
こ‐ぎん【庫銀】
《庫平(こへい)という秤(はかり)で重さを量ったところから》中国で清代に流通した銀貨。紋銀。
こぎん‐さし【小巾刺し】
津軽地方の伝統的な刺し子。紺の麻布に白の木綿糸で菱形などの幾何学模様を刺したもの。小巾刺繍(こぎんししゅう)。
こぎん‐ししゅう【小巾刺繍】
「こぎん刺し」に同じ。