甑(こしき)に坐(ざ)するが如(ごと)し
《韓愈「鄭羣贈簟詩」から》甑に座って下から蒸されているようである。夏の暑さのはなはだしいさまのたとえ。
こし‐きり【腰切り】
仕事着の一種。身丈が腰の辺りまでしかない短い着物。こしぴり。
こしきり‐ばんてん【腰切り半纏】
腰の辺りまでしかない短い半纏。職人が仕事着などにする。
こし‐ぎんちゃく【腰巾着】
1 腰につける巾着。 2 いつも、ある人の身辺を離れないで付き従っている人。現代では多く、目上の人に付き従い、御機嫌をとる者をあざける気持ちでいう。「部長の—」
こし‐くじき【腰挫き】
⇒鯖折(さばお)り
こし‐くだけ【腰砕け】
1 相撲で、相手が技を掛けていないのに、自分からバランスを失い、腰をつき、手を後ろにつくこと。 2 物事が中途でだめになり、あとが続かなくなること。「計画が—に終わる」
こし‐ぐるま【腰車】
1 柔道の技の一。相手のからだを自分の腰にのせて浮かせ、投げ倒す技。 2 刀などで、腰を輪切りにすること。腰を横から水平に切ること。「躍りかかりて—に斬りけるが」〈読・稲妻表紙・五〉 3 (「輿...
こし‐ぐるわ【腰郭】
築城に際して、本丸と二の丸との間に高低があるとき、本丸の腰部に通路用の囲いを設けたもの。
こし‐ぐろ【腰黒】
腰の部分に網代(あじろ)を張らず、黒く塗った駕籠(かご)。
こし‐け【腰気/帯下】
「下(お)り物」に同じ。