かりじ‐の‐おの【猟路の小野】
奈良県桜井市鹿路(ろくろ)付近の野。[歌枕]「馬並(な)めてみ狩立たせる若薦(わかこも)を—に鹿(しし)こそばい這ひ拝(をろが)め」〈万・二三九〉 [補説]「軽路」を当て、飛鳥の軽の野をさす説もある。
もとお・る【回る/廻る】
[動ラ四] 1 めぐりまわる。徘徊(はいかい)する。「鹿(しし)こそばい這ひ拝(をろが)め鶉(うづら)こそい這ひ—・れ」〈万・二三九〉 2 物事が思うとおりに運ぶ。「—・らぬ三味線鳴らして」〈浮...
しり‐こそばゆ・い【尻こそばゆい】
[形][文]しりこそばゆ・し[ク]てれくさかったりきまり悪かったりして、落ち着いて座っていられない。しりこそばい。「褒められて—・い」