こまゆ‐ばち【小繭蜂】
膜翅(まくし)目コマユバチ科のハチの総称。小形のものが多く、触角や産卵管が長い。幼虫は他の昆虫に内部寄生し、多くはさなぎになるときにはい出して小さい繭を作る。アオムシコマユバチ・ウマノオバチなど。
こ‐まゆみ【小檀/小真弓】
ニシキギの一品種。枝に翼が出ないもの。
こま‐よけ【駒除け】
「駒寄せ」に同じ。
こま‐よせ【駒寄せ】
城門の前などに設けて人馬の侵入を防いだ竹や角材などでつくった柵(さく)。また、人家の周りに設ける低い柵。こまよけ。
こまより‐いと【駒撚り糸】
強く撚りをかけた諸撚(もろよ)り糸。
こまり‐い・る【困り入る】
[動ラ五(四)]ひどく困る。すっかり困ってしまう。「手の付けようさえ無くて、—・るの頂上なるべし」〈露伴・いさなとり〉
こまり‐き・る【困り切る】
[動ラ五(四)]すっかり困る。「金がなくて—・っている」
こまり‐ぬ・く【困り抜く】
[動カ五(四)]徹底的に困る。困って手の施しようがない。「—・いて親類に相談に行く」
こまり‐は・てる【困り果てる】
[動タ下一][文]こまりは・つ[タ下二]困って途方にくれる。全く困ってしまう。「万策尽きて—・てる」
こまり‐もの【困り者】
1 取り扱いにてこずる者。もてあまし者。やっかい者。「一家の—」 2 (「困り物」とも書く)取り扱いにてこずる物や事柄。迷惑なもの。「庭が広すぎるのも—だ」