こま‐おどり【駒踊(り)】
民俗芸能の一。木製の馬の首の作り物と尾のついた楕円形の竹の枠を腰にくくりつけ、あたかも騎乗しているように踊る風流(ふりゅう)踊り。青森・岩手・秋田県などで行われる。
こまか【細か】
[形動][文][ナリ] 1 きわめて小さいさま。粗くないさま。「—な網目」「—な雨」 2 詳しいさま。「—な説明」 3 気持ちなどが隅々まで行き届くさま。「—な心遣い」 4 勘定高いさま。けちな...
こまか・い【細かい】
[形][文]こまか・し[ク] 1 いくつか集まって一まとまりになっているものの、一つ一つの形が非常に小さい。「—・い砂」「—・い雨が降る」「—・い字で書く」「—・い編み目のセーター」「野菜を—・...
こまか‐し・い【細かしい】
[形][文]こまか・し[シク]「こまかい」に同じ。「何時(いつ)ともなく—・い点(ところ)まで眼に慣れた隊の兵」〈二葉亭・つつを枕〉 [補説]細かい程度が、わずらわしいほどであるという含みをもつ。
こま‐がえし【駒返し】
「馬返し」に同じ。
こま‐がえし【小間返し】
垂木(たるき)・格子・木摺(きず)りなどの配列で、間隔を部材の幅と同じにしたもの。
こま‐がえ・る【こま返る】
[動ラ四]若返る。「年老いぬるばかりの宝はなかりけり。…、—・らせ給へかし」〈宇津保・蔵開下〉
こま‐がき【細書(き)】
1 文字を細かく書くこと。また、その細字。 2 細かな字を書く筆。
こま‐がく【高麗楽/狛楽】
1 三韓楽の一。高句麗(こうくり)の楽舞で、7世紀以前に日本に伝来。楽器は高麗笛・臥箜篌(ふせくご)・莫目(まくも)を用いた。 2 雅楽の分類の一。平安初期の楽制改革で、従来の三韓楽と渤海(ぼっ...
こま‐がた【駒形】
1 将棋の駒の形をしたもの。 2 祭事などに使う、馬の頭や尾の作り物で、胸・腰につけて乗馬を装うもの。