こもち‐かなへび【子持金蛇】
カナヘビ科のトカゲ。全長約15センチ。灰褐色で、黒褐色の斑点がある。ヨーロッパ中部からシベリア、北海道のサロベツ原野にかけて分布。
こもち‐かんらん【子持甘藍】
芽キャベツの別名。
こもち‐けい【子持ち罫】
印刷用罫線の一。太い線に細い線を平行して添えたもの。
こもち‐こぶ【子持(ち)昆布】
ニシンなどが卵を産みつけたコンブ。人工的に付着させたものもある。こもちこんぶ。
こもち‐しだ【子持羊歯】
シシガシラ科の常緑、多年生のシダ。暖地のがけや斜面に垂れ下がって生える。葉は大きく、羽状に深く切れ込む。葉の表面に多数の不定芽を作り、これが地に落ちてふえる。
こもち‐じま【子持ち縞】
子持ち筋の縞模様。
こもち‐すじ【子持(ち)筋】
太い筋に細い筋を平行して添えた模様。婚礼のときの器物・衣服などに、祝いのしるしとして使う。
こもち‐たまな【子持玉菜】
芽キャベツの別名。
こ‐もちづき【小望月】
望月の前夜の月。陰暦14日の夜の月。《季 秋》「朝顔に届かぬ影や—/也有」
こもち‐まがたま【子持ち勾玉】
大形の勾玉に、数個の小形の勾玉形の突起を付加したもの。古墳時代の祭祀(さいし)用具と考えられる。