こもばり‐しばい【薦張り芝居】
薦張りの芝居小屋。また、そこで興行する粗末な芝居。
こも‐まき【菰巻(き)】
1 秋の末に、松や杉の木の幹に菰を巻き付けること。冬を越すために下りてくる害虫を菰の中に止め、春先に外して焼く。 2 酒樽に菰を巻き付け縄で締めて飾ること。
こも‐まくら【菰枕/薦枕】
[名]マコモを束ねて作った枕。特に、旅寝で即席の枕をいう。「—相まきし児もあらばこそ夜の更(ふ)くらくも我が惜しみせめ」〈万・一四一四〉 [枕] 1 薦枕を綰(た)く、または薦枕が高いところ...
こも‐むしろ【菰蓆/薦筵】
マコモの葉を編んで作ったむしろ。
こ‐ももじろ
チュウダイサギの別名。
こもり【籠もり/隠り】
1 中に入って出ないこと。隠れて現れないこと。また、その状態。「冬—」「巣—」 2 社寺に祈願のため参籠(さんろう)すること。おこもり。
こ‐もり【子守】
子供の面倒をみること。また、その人。おもり。 [補説]曲名別項。→子守
こもり【子守】
歌舞伎舞踊。清元。増山金八作詞、清元斎兵衛作曲。五変化舞踊「大和い手向五字(やまとがなたむけのいつもじ)」の一つとして文政6年(1823)江戸森田座初演。江戸市井の子守女を舞踊化したもの。
こ‐もり【木守】
庭園の樹木などを守って世話をすること。また、その番人。「—といふ者の、築地(ついぢ)のほどに廂(ひさし)さしてゐたるを」〈枕・八七〉
こもり‐い【籠もり居】
家にじっと引きこもっていること。また、その家。籠居(ろうきょ)。