ご‐きない【五畿内】
⇒五畿
ごき‐の‐み【御器の実】
《椀の中に入れるものの意》めし。また、生活の種。「草履、雪駄、傘、木履は、つかみ奉公する者の—だが知らないか」〈浄・加増曽我〉
ごきぶり【蜚蠊】
《「ごきかぶり(御器噛)」の音変化》ゴキブリ目の昆虫の総称。茶褐色や黒褐色の体色のものが多く、油を塗ったようなつやがある。体は扁平で、前胸が大きい。口は、かむ型。翅(はね)に原始的な特徴がある。...
ごきぶり‐ていしゅ【蜚蠊亭主】
やたらと台所に入りこみたがる夫を揶揄(やゆ)していう語。また、夜中に台所でこっそり食べ物をさがす夫のこと。
ご‐きゅう【御給】
平安時代、朝廷から院・宮・親王・公卿などに給付される年官・年爵などのこと。
ご‐きょう【五教】
1 儒教でいう、人の守るべき五つの教え。君臣の義、父子の親、夫婦の別、長幼の序、朋友(ほうゆう)の信の五つとする説(孟子)と、父は義、母は慈、兄は友、弟は恭、子は孝の五つとする説(春秋左氏伝)と...
ご‐きょう【五経】
儒教の経典として最も尊重される五つの経書。「易経」「詩経」「書経」「礼記(らいき)」「春秋」。→四書
ご‐きょう【五境】
仏語。眼・耳・鼻・舌・身の五官の対象である色(しき)・声(しょう)・香(こう)・味・触(そく)の五つのこと。
ごきょうごく‐りゅう【後京極流】
鎌倉初期、後京極摂政藤原良経に始まる書道の一派。法性寺流の流れをくみ、重厚な和様を示した。
ごきょう‐じっしゅう【五教十宗】
華厳宗の法蔵が、釈迦(しゃか)1代の教法を年代順や教義の深浅によって五教説と十宗説に判別した教相判釈(きょうそうはんじゃく)。