いえ‐ごと【家言】
わが家からの便り。「家風は日に日に吹けど我妹子(わぎもこ)が—持ちて来る人もなし」〈万・四三五三〉
かんがえ‐ごと【考え事】
1 頭の中で思いめぐらすこと。また、その内容。「—をする」 2 気がかりなこと。心配事。「—があって眠れない」
ささえ‐ごと【支へ言】
「支え口」に同じ。〈和訓栞〉
そえ‐こと【諷言】
《「そえごと」とも》事物になぞらえるなどの技巧を用いた、当意即妙の言葉や和歌。「—と名付けて聞きも知らぬ歌の一両句など言ひかくることあり」〈無名抄〉
たたえ‐ごと【称え言/称え辞】
ほめていう言葉。賛辞。
つたえ‐ごと【伝へ言】
言い伝えられていること。伝説。「古事記書紀に記されたる、古の—のままなり」〈玉勝間・二〉
たとえ‐ごと【譬え言】
たとえにする言葉。比喩(ひゆ)。
たとえ‐ごと【譬え事】
たとえにする事柄。
となえ‐ごと【唱え言】
まじないにとなえる言葉。
こしらえ‐ごと【拵え事】
事実でもないことを、さも本当らしく作り出すこと。つくりごと。虚構。