権(ごん)の北(きた)の方(かた)
北の方に準じる人。準正室。「御召人(おほんめしうど)の典侍(ないしのすけ)のおぼえ、年月にそへてただ—にて」〈栄花・さまざまの喜び〉
ごん‐の‐そうじょう【権僧正】
大僧正・僧正の次の位にある者。僧正の権官。
ごん‐の‐そち【権帥】
「大宰権帥(だざいのごんのそち)」の略。
ゴンバデ‐アラビヤーン【Gonbad-e 'Alaviyān】
イラン北西部の都市ハマダーンにある霊廟(れいびょう)。12世紀にイスラム寺院として建造。その後、セルジューク朝時代の名門アラビーン家の霊廟になった。正面の外壁部分や内部の壁龕(へきがん)(ミフラ...
ゴンバデ‐カーブース【Gonbad-e Kāvus】
イラン北部、ゴレスターン州の都市。トルクメニスタンとの国境に近く、トルクメン人が多く居住する。町の名の由来となった、同地方を治めたズィヤール朝第4代君主カーブースの巨大な霊廟(れいびょう)がある。
ゴンバデ‐サブズ【Gonbad-e Sabz】
イラン北東部の都市マシュハドのハラメモタッハル広場にある霊廟(れいびょう)。サファビー朝アッバース1世により建造。
ごんぱち【権八】
《歌舞伎「傾情吾妻鑑」の中で、白井権八が、幡随院(ばんずいいん)長兵衛の家で食客になっていたところから》いそうろう。食客(しょっかく)。「とんと身を落とせば食客の—さんとなること」〈洒・辰巳婦言〉
ごんべえ【権兵衛】
《田舎の人に「権兵衛」という名が多かったところから》 1 農民や田舎者を見下していう語。 2 幼児のぼんのくぼにそり残した頭髪。
権兵衛(ごんべえ)が種(たね)蒔(ま)きゃ烏(からす)がほじくる
人のしたことを、あとから打ち壊すたとえ。また、無駄骨折りのたとえ。
ごんべえ‐やき【権兵衛焼】
《萩焼の陶工、倉崎権兵衛が焼いたところから》楽山(らくざん)焼の異称。