ごて‐がかり【五手掛】
江戸幕府の刑事裁判の形式の一。寺社・町・勘定の三奉行と、大目付・目付の五者で審理したもの。高位の者の犯罪や国家の大事件を裁判するため、老中が命令して臨時に設置させた。
ごて‐ごて【後手後手】
物事が後手の状態にあることを強調した言い方。また、後手に回ることを繰り返すさま。「後手後手の対応に非難が集まる」
ごて‐ごて
[副](スル) 1 「こてこて1」を強めていう語。「飾りつけが—している」「—(と)着飾る」 2 雑然として収まりがつかないさま。入り組んで、もめるさま。ごたごた。「話が—してもの別れになる」 ...
ごて‐さん【御亭様】
遊里で、揚屋・茶屋や船宿などの主人をいう語。「なるほど、—の言はんす通り」〈伎・助六〉
ごて‐つ・く
[動カ五(四)] 1 秩序なく入り乱れている。ごてごてしている。「陳列棚が—・く」「—・いたネオン広告」 2 いざこざが起こる。紛糾する。ごたつく。「交渉が—・いて手間どる」 3 くどくど不平や...
ごて‐どく【ごて得】
「ごね得」に同じ。
後手(ごて)に回(まわ)・る
他に先を越されたり先に攻められたりして、受け身の立場になる。
ご・てる
[動タ下一]ぐずぐず不平や文句を言う。相手に無理なことを言う。「契約金で—・てる」
ご‐てん【五天】
東西南北と中央の天。大空。 「五天竺(ごてんじく)」の略。「抑(そもそも)相(さう)といっぱ洽浩(かふかう)として—の雲洪(ひろ)く」〈盛衰記・一五〉
ご‐てん【五典】
儒教で、人が守るべき五つの道。父は義、母は慈、兄は友、弟は恭、子は孝。五常。五教。