こうしんろく【考信録】
中国の古代の史実や伝説を、文献批判の方法で考証した書。36巻。清の崔述(さいじゅつ)撰。1824年刊。
こうせい‐ぶっしつ【抗生物質】
カビや放線菌などの微生物によって作られ、他の微生物や生細胞の発育を阻害する有機物質。1941年、ペニシリンの治療効果が確認されて以来、数多くのものが発見され、医薬品などに用いられている。ストレプ...
こう‐し【鉱滓】
⇒こうさい(鉱滓)
こ‐うたせあみ【小打た瀬網】
打た瀬網の小さいもの。内湾などで、エビやカレイなどを捕らえるのに用いる。
こうぞく‐ひ【皇族費】
皇室費の一。皇族としての品位保持の資に充てるために国庫から毎年支出される費用のほか、皇族が初めて独立の生計を営むとき、または皇族の身分を離れるさいに支出される一時金がある。
こう‐だえんけい【広楕円形】
円形に近い楕円形。長径と短径の差が小さい。広長円形。
こうそく‐てんか【高速点火】
レーザー核融合炉における点火方式の一。重水素と三重水素を収めた燃料球に対し、爆縮用と加熱用のレーザーをパルス状に照射することで熱核融合を引き起こす。中心点火方式に比べ、より小さい強度のレーザーで...
こう‐せん【香煎】
1 麦焦がしの別名。 2 焦がしに紫蘇(しそ)と山椒(さんしょう)の実、陳皮(ちんぴ)などの粉末を加えたもの。湯を注いで飲む。 3 茶会の待合や祝儀の席でお茶代わりにする、紫蘇や山椒の実、陳皮の...
こうぜんごこくろん【興禅護国論】
鎌倉時代の仏教書。3巻。栄西(えいさい)著。建久9年(1198)成立。旧仏教側からの非難に対し、禅宗は異端ではなく国家の繁栄のために必要であると説いたもの。
ごう‐し【合子/盒子】
《身とふたとが合う物の意》ふた付きの小さい容器。香合・化粧品入れなどに用いた。合器(ごき)。ごうす。