さっ‐さつ【察察】
1 細かいところまで見逃さないこと。「—の明を以て他の身の弱点を狙撃すれば」〈福沢・福翁百話〉 2 汚れのないこと。潔白。「其人の—明鏡の如くなるに於て」〈福沢・福翁百話〉
さっ‐さつ【颯颯】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 風が音を立てて吹くさま。「風は—と冷く吹いて」〈鏡花・註文帳〉 2 人柄などが、さっぱりしたさわやかな印象を与えるさま。「心事を丸出にして—と応接す可し」〈福...
さっさ‐なりまさ【佐々成政】
[?〜1588]安土桃山時代の武将。尾張の人。はじめ織田信長に仕え、本能寺の変後、小牧・長久手の戦で豊臣秀吉に対抗。のち秀吉に仕え、肥後の熊本城主となったが、失政をとがめられて切腹。
サッサフラス【sassafras】
クスノキ科の落葉樹。高さ2〜3メートル。葉は楕円状卵形で、しばしば先が一〜三つに裂ける。雌雄異株。5月ごろ、新葉に先がけて緑黄色の小花をつける。北アメリカの原産。材を香料の原料にする。
サッサリ【Sassari】
イタリア半島の西方、サルデーニャ島、サルデーニャ自治州の都市。同島北西部に位置し、人口はカリアリに次いで多い。13世紀より商業の中心地として栄えた。城壁に囲まれた旧市街にはサッサリ大聖堂、サンタ...
サッサリ‐だいせいどう【サッサリ大聖堂】
《Duomo di Sassari》イタリア半島の西方、サルデーニャ島の都市サッサリにある大聖堂。13世紀の建造後、増改築が繰り返され、さまざまな時代の様式が混在する。建造当初のロマネスク様式の...
さっし
《動詞「さっしゃる」の命令形「さっしゃれ」が「さっしゃい」「さっせえ」「さっし」と音変化したもの》動詞「さっせえ」に同じ。「堀の内様を信心—」〈滑・浮世風呂・前〉
さっし
《助動詞「さっしゃる」の命令形「さっしゃれ」が「さっしゃい」「さっせえ」「さっし」と音変化したもの》助動詞「さっせえ」に同じ。「能(ええ)加減にしさっしな」〈滑・浮世床・初〉
さっ‐し【察し】
察すること。おしはかること。「—がいい」「—がつく」
さっ‐し【冊子】
1 糸で綴(と)じた本。また、書物一般をいう。「小—」 2 書物の装丁で、糊(のり)または糸を用いて綴じたものの総称。巻子本(かんすぼん)以外の、粘葉(でっちょう)装・大和(やまと)綴じなど。ま...