けつ‐いん【結印】
仏や菩薩(ぼさつ)の徳を表すために、手指でさまざまな形を作ること。印(いん)を結ぶこと。
けっかん‐えん【血管炎】
血管壁に炎症が起こり、それによって出血や血流障害が生じ、さまざまな臓器に障害を引き起こす病気の総称。高安動脈炎・川崎病・ANCA関連血管炎・バージャー病など。
こうじ‐のうきのうしょうがい【高次脳機能障害】
脳の損傷により生じる認知機能の障害。事故や脳血管障害など、さまざまな原因により生じ、失語・失行・失認などの症状がみられる。注意障害・記憶障害・遂行機能障害・社会的行動障害など。身体麻痺(まひ)を...
こうぞ‐がみ【楮紙】
コウゾの靭皮(じんぴ)の繊維を原料として漉(す)いた紙。最も代表的な和紙で、檀紙(だんし)・奉書・杉原紙など種類も多く、書物・障子・傘などさまざまに用いられる。榖紙(こくし)。
コンカレント‐エンジニアリング【concurrent engineering】
開発過程において、さまざまな開発段階を同時並行的に行う開発手法。開発期間が短縮されたり、各部門間の意思疎通が容易になるなどの利点がある。CE。
コ‐ベネフィット【co-benefit】
一つの活動がさまざまな利益につながっていくこと。例えば、森林や湿原の保全が、生物多様性の保全につながると同時に、二酸化炭素の吸収源を守り、地球温暖化対策にもなるという相乗効果をさす。相乗便益。
コピー‐アート【copy art】
コピー機を利用した現代美術の一つ。たくさんのコピーを組み合わせて、新しいイメージを作り上げる。コピー機とコンピューターを連動させ、さまざまなイメージのコピーと画像を融合させることもできる。
ご‐ひつ【五筆】
口に1本をくわえ、両手・両足に各1本ずつ筆を持って同時に書をかくこと。昔、弘法大師が行ったという。「—の芸をほどこし、さまざまの神異ありしかば」〈神皇正統記・嵯峨〉
好(この)むと好(この)まざるとにかかわらず
当人の意志に関係なく。「—さまざまな情報が耳に入ってくる」
こま‐どり【小間取り/駒取り】
1 勝負事で、人を左右二組みに分けるとき、一・三・五の人を左に、二・四・六の人を右にと、互い違いに分けること。「殿の君たちを五所づつ—にとりて」〈延宝版宇津保・菊の宴〉 2 「子を捕ろ子捕ろ」に...