さんじょうにし【三条西】
姓氏の一。藤原北家閑院流。南北朝時代の正親町(おおぎまち)三条実継の二男公時に始まる。西三条ともいう。 [補説]「三条西」姓の人物三条西実隆(さんじょうにしさねたか)三条西季知(さんじょうにしす...
さんじょうにし‐さねたか【三条西実隆】
[1455〜1537]室町後期の公家・歌人。内大臣に至る。号、聴雪、出家して逍遥院尭空。飛鳥井雅親(あすかいまさちか)に和歌を学び、飯尾宗祇から古今伝授を受け、古典の普及に努めた。また、能書家と...
さんじょうにし‐すえとも【三条西季知】
[1811〜1880]幕末・明治前期の公家・歌人。尊王攘夷派として活躍。文久3年(1863)8月18日の政変で七卿落ちの一人として西走。維新後、明治天皇の侍従。
さんじょうのじゅうじか【山上の十字架】
《原題、(ドイツ)Das Kreuz im Gebirge》フリードリヒの絵画。カンバスに油彩。夕空を背景に、山上の十字架を描いたもの。祭壇画として制作されたが、宗教画と風景画を混同していると批...
さんじょう‐の‐すいくん【山上の垂訓】
キリストがガリラヤ湖畔の山上で行った説教。新約聖書「マタイによる福音書」第5章から第7章に記されている。山上の説教。
さんじょうのすいくん‐きょうかい【山上の垂訓教会】
《Church of the Beatitudes》イスラエル北東部、ガリラヤ湖北西岸の「祝福の山」にある教会。新約聖書に記された山上の垂訓がなされた場所とされ、1930年代にフランチェスコ修道...
さんじょう‐ぶっしょ【三条仏所】
平安中期以降、定朝(じょうちょう)の弟子長勢を祖とする仏所。円派の仏師が活躍したが、鎌倉時代には七条仏所におされて衰退した。京都三条に仏所を構えたことからの名称。
さんじょう‐まいり【山上参り】
⇒行者(ぎょうじゃ)参り
さんじょう‐もの【三条物】
京都三条の刀工、小鍛冶宗近(こかじむねちか)の門流が作った刀剣。三条派。→宗近
さんじょう‐りゅう【三条流】
和様書道の流派の一。青蓮院(しょうれんいん)流の分派で、三条西実隆(さんじょうにしさねたか)を祖とする。