さんじょう‐ぶっしょ【三条仏所】
平安中期以降、定朝(じょうちょう)の弟子長勢を祖とする仏所。円派の仏師が活躍したが、鎌倉時代には七条仏所におされて衰退した。京都三条に仏所を構えたことからの名称。
さんじょう‐まいり【山上参り】
⇒行者(ぎょうじゃ)参り
さんじょう‐もの【三条物】
京都三条の刀工、小鍛冶宗近(こかじむねちか)の門流が作った刀剣。三条派。→宗近
さんじょう‐りゅう【三条流】
和様書道の流派の一。青蓮院(しょうれんいん)流の分派で、三条西実隆(さんじょうにしさねたか)を祖とする。
さん‐じょく【産褥】
出産のとき産婦が使う寝床。「—に就く」
さんじょく‐うつ【産褥鬱】
⇒産後鬱
さんじょく‐き【産褥期】
出産後、母体が回復するまでの期間。通常6〜8週間。
さんじょく‐しんきんしょう【産褥心筋症】
⇒周産期心筋症
さんじょく‐ねつ【産褥熱】
産褥期に起こる発熱性の感染症。分娩(ぶんべん)の際に生じた傷に細菌が感染して起こる。
さんじょ‐ずいじん【散所随身】
所属の役所に出仕せず、摂関家・大臣家などに属して護衛の任などに当たった随身。