さんぼう‐こうじん【三宝荒神】
1 仏・法・僧の三宝を守護するという神。三面六臂(ろっぴ)で、怒りの形相を示す。不浄を忌み、火を好むというところから、近世以降、かまどの神として祭る。荒神。 2 鞍の一。馬の背の上と左右に箱また...
さんぼう‐しょうけい【三方晶系】
結晶系の一。長さの等しい3本の対称軸が互いに120度で交わり、その交点に1本の垂直な軸が交わる結晶軸をもつもの。電気石・方解石などにみられる。
さんぼう‐そうちょう【参謀総長】
陸・空軍の参謀本部の長官。陸・空軍軍人の最上級者。旧日本陸軍では、天皇に直属して軍機に参与し、戦時には海軍軍令部総長とともに大本営の幕僚長として作戦に参画した。
さんぼう‐ちょう【三宝鳥】
鳥ブッポウソウの別名。
さんぼう‐ほんぶ【参謀本部】
国防および用兵事項を担当する、陸・空軍の中央統轄機関。長官は参謀総長。旧日本海軍では軍令部または作戦本部といった。
さんぼう‐よし【三方良し】
《「さんぽうよし」とも》「売り手良し」「買い手良し」「世間良し」の三つの「良し」。売り手と買い手がともに満足し、また社会貢献もできるのがよい商売であるということ。近江商人の心得をいったもの。
さんぼう‐ろんぎ【三方論議】
三人の者が互いに譲らない論争。「—の意地づくは」〈浄・百日曽我〉
さん‐ぼく【三木】
1 古今伝授の中の3種の木。ふつう「おがたまの木」「めどにけずりばな」「かわなぐさ」をいうが、諸説あって一定しない。→三鳥 2 罪人の手・足・首にはめる木製の刑具。 3 生け花で、草物(くさもの...
さん‐ぼく【散木】
材木として役に立たない木。また、役に立たない人のたとえ。「尊氏、直義といふ者あり、—の陋質(ろうしつ)を恥ぢず」〈太平記・一四〉
さんぼく‐いっそう【三木一草】
南朝の四人の功臣の称。三木は結城親光(ゆうきちかみつ)・伯耆守(ほうきのかみ)名和長年・楠木正成、一草は千種忠顕(ちぐさただあき)をさす。