さかい‐しゅんけい【堺春慶】
室町時代以降堺で製された春慶塗。
さかい‐じゅう【堺重】
1 堺名産の春慶塗の重箱。多く入れ子づくり。堺重箱。 2 切った野菜や煮物などを入れておくふた付きの箱。きりだめ。
さかい‐すじ【堺筋】
大阪市の中心を南北に貫く幹線道路の呼び名。難波(なにわ)橋から日本(にっぽん)橋まで、御堂筋の東を並行して走る。近世、堺の商人が移住した地。
さかい・する【境する】
[動サ変][文]さかひ・す[サ変]境界をつける。境目にする。「庭と庭とを—・するに背低き竹垣のみなれど」〈独歩・指輪の罰〉
さか‐いた【逆板】
鎧(よろい)の部分の名。大鎧の胴の背面の立挙(たてあげ)の二段目の板。普通の札(さね)とは逆に、上から垂れて下をおおう形になっているところからいう。総角付(あげまきつき)の板。
さかい‐だんつう【堺段通】
江戸末期、堺付近で産した段通。糸物商藤本荘左衛門が中国の段通をまねて始めた。
さかいで【坂出】
香川県北部の瀬戸内海に面した市。江戸初期から塩業の町として知られたが、現在は番の州(ばんのす)の埋め立て地を中心とする工業地帯。瀬戸大橋により、岡山県倉敷市児島と結ばれる。人口5.6万(2010)。
さかいで
[接助]⇒さかい[接助]
さかいで‐し【坂出市】
⇒坂出
さかい‐でんじゅ【堺伝授】
古今伝授の流派の一。室町時代、宗祇(そうぎ)が堺に在住の牡丹花肖柏(ぼたんかしょうはく)に伝え、さらにその門弟に伝えた。