しお‐くび【塩首/潮頸/入首】
槍の穂先の柄に接した部分。けらくび。
しお‐くみ【潮汲み/汐汲み】
塩を作るために海水をくむこと。また、その人。 [補説]曲名別項。→汐汲
しおくみ【汐汲】
歌舞伎舞踊。長唄。2世桜田治助作詞、2世杵屋正次郎作曲。謡曲の「松風」に取材したもの。七変化「七枚続花の姿絵」の一つとして、文化8年(1811)江戸市村座初演。
しおくみ‐ぐるま【潮汲み車】
海水をくみ入れた桶を運ぶ車。「—わづかなる、憂き世にめぐるはかなさよ」〈謡・松風〉
し‐おくり【仕送り】
[名](スル)生活・勉学を援助するため金品を送ること。また、その金品。「母へ—する」
し‐おく・る【仕送る】
[動ラ五(四)]生活・勉学を援助するため金品を送る。仕送りをする。「先生のお宅にいることになれば、着物や何かも—・ってくれますの」〈秋声・仮装人物〉
しお‐ぐもり【潮曇(り)】
潮が満ちてくるときの水蒸気で、空が曇ること。また、潮けのため海上が曇って見えること。
しお‐け【塩気】
食物などの中に含まれている塩の分量。塩分。また、塩味(しおあじ)。「—をきかせる」
しお‐け【潮気】
海上の、塩分を含んだ湿り気。
しお‐けぶり【塩煙】
「しおけむり(塩煙)」に同じ。「浦風に焼く—吹きまどひたなびく山の冬ぞさびしき」〈拾遺愚草・上〉