しお‐けぶり【潮煙】
「しおけむり(潮煙)」に同じ。「蹄(ひづめ)に蹴立つる—」〈浄・百人上﨟〉
しお‐けむり【塩煙】
塩を作るとき、塩竈から立ち上る煙。塩を焼く煙。しおけぶり。
しお‐けむり【潮煙】
波が砕けて飛び散るしぶき。しおけぶり。「岩礁に—が上がる」
しお‐こうじ【塩麹】
麹に塩と水を加えて発酵させた調味料。料理の味付けに使うほか、漬け物の床などにする。
しおこうじ‐どおり【塩小路通り】
京都市街地を東西に走る道路の呼び名。東の東大路通りから京都駅北正面を抜けて、西の大宮通りに至る。全長約2.2キロ。
しお‐ごし【潮越し】
《「しおこし」とも》樋(とい)などをかけて海水を引くこと。また、くみ送ること。「—のかけひもうつす雪間よりいかでたく藻の煙立つらむ」〈木工権頭為忠百首〉
しお‐こしょう【塩胡椒】
[名](スル)塩とコショウで味つけすること。「肉に—する」
しお‐こんぶ【塩昆布】
板こんぶを角切りまたは細切りにし、濃口醤油(こいくちしょうゆ)を主材料にした調味液を加えて、とろ火で煮つめた食品。しおこぶ。
しおごし‐の‐まつ【潮越しの松】
松尾芭蕉が「奥の細道」の紀行で立ち寄り、詠嘆した景勝地の松。現在の福井県あわら市にあった。枝が海面上にのびていて、潮をかぶるところからいう。汐越しの松。
しお‐ごり【潮垢離】
海水でみそぎをすること。