つま‐の‐みこと【夫の命／妻の命】
夫婦などが、互いに相手を敬って呼ぶ語。「はしきよし—も明け来れば門に寄り立ち」〈万・三九六二〉
つみ‐のこし【積（み）残し】
１ 積みきれないで残ったもの。「数個の—が出る」 ２ 時間内にこなしきれなかった事柄。「—事項」
つみ‐のこ・す【積（み）残す】
［動サ五（四）］ １ 積むはずのものを積みきれないで一部を残す。「満員電車が乗客を—・す」 ２ 時間内にこなしきれなくて、いくつかの事柄を残す。「案件を—・して閉会する」
つら【連／列】
１ つらなること。行列。「くれはどりあやにかしこく織るはたの越路の雁の—をなしける」〈夫木・一二〉 ２ 仲間。連れ。「初雁は恋しき人の—なれや旅の空飛ぶ声のかなしき」〈源・須磨〉
つり‐ばな【吊花】
ニシキギ科の落葉低木。山地に生え、葉は卵形で先がとがる。6月ごろ、緑白色か緑紫色の小花が長い柄でつり下がって咲く。実は丸く、赤く熟すと五つに裂け、赤い種子を現す。
つる‐うめもどき【蔓梅擬】
ニシキギ科の蔓性の落葉低木。山野にみられ、葉は楕円形で、互生。雌雄異株で、5月ごろ、黄緑色の小花をつける。実は丸く、熟すと三つに裂け、黄赤色の種子を露出する。つるもどき。《季 秋》
つる‐まさき【蔓柾】
ニシキギ科の蔓性の常緑低木。山地にみられ、気根を出して他の木をはいあがる。葉は楕円形でマサキに似る。7月ごろ、黄緑色の小花が密生して咲く。
つわ【唾】
つば。つばき。「しきりに—を地面にはいた」〈野間・真空地帯〉
ティークのマゲローネによるロマンス
《原題、(ドイツ)Romanzen aus L. Tiecks Magelone》ブラームスの歌曲集。全5部15曲。1861年から1868年にかけて作曲。前期ロマン派の作家ルートビヒ＝ティークの...
てい【亭】
［名］ １ 庭に設けた休憩用などの建物。あずまや。ちん。 ２ 亭主。「島屋の—が、そんな酷(ひど)い事をしおるかえ」〈鏡花・歌行灯〉 ３ やしき。住居。「多田蔵人(くらんど)行綱、入道相国の西...
