しき‐せん【敷銭】
1 中世、担保物件取り戻しのための返済金。本銭。 2 中世、荘園の管理人などが、本家・領家に身分保証のために前納した金銭。敷金。 3 婚姻などの際の持参金。しきがね。
しき‐しゃ【式社】
⇒式内(しきない)
しきそう‐かん【色相環】
⇒色環(しきかん)
しき‐じょう【式条】
⇒式目(しきもく)
しきしま‐の【敷島の】
[枕]磯城島(しきしま)の宮のある大和(やまと)の意から、「やまと」にかかる。「—大和の国に人多(さは)に満ちてあれども」〈万・三二四八〉
しき‐がみ【敷(き)紙】
1 物の下に敷く紙。 2 紙を厚くはり合わせ、渋などをひいた敷物。《季 夏》「—や烈しき音の山の雨/零雨」
しき‐ぐさ【敷(き)草】
家畜小屋や、作物の根元などに敷く草。しきわら。
しき‐ぎん【敷銀】
《主に銀本位の上方(かみがた)で用いられた語》「敷金(しききん)」に同じ。
しき‐げ【式外】
「式外の社(やしろ)」の略。⇔式内(しきない)。
しき‐さんば【式三番】
《「しきさんばん」とも》 1 猿楽に古くから伝わる儀式的な曲。初めは父尉(ちちのじょう)・翁(おきな)・三番猿楽(のちの三番叟(さんばそう))、室町時代以降は千歳(せんざい)・翁・三番叟の三人に...