しぞく‐じゅさん【士族授産】
秩禄処分によって職を失った士族の救済のためにとられた明治政府による一連の政策。農・工・商業への転職の推進、官林荒蕪(こうぶ)地の安価での払い下げ、北海道移住の奨励など。
しぞく‐せいど【氏族制度】
氏族を基本構成単位とする社会制度。各氏族は経済的、政治的、社会的機能を果たしており、成員は氏族への帰属によってさまざまな社会的権利や義務を受ける。
しぞく‐の‐しょうほう【士族の商法】
明治初期、特権を失った士族が慣れない商売に手を出して失敗したこと。急に不慣れな商売などを始めて失敗することのたとえ。
し‐そこな・う【仕損なう/為損なう】
[動ワ五(ハ四)]《「しぞこなう」とも》やり方をまちがえて失敗する。また、何かをする機会をのがす。しそんじる。「暗算を—・う」「免許証の更新を—・う」
し‐ぞめ【仕初め/為初め】
1 はじめてすること。手始め。 2 「仕事始め」に同じ。 3 江戸時代、歌舞伎劇場で、元旦から3日間行った行事。翁渡(おきなわたし)、子役の踊り初めなどのあと一同で手打ちをする。