しば‐の‐あみど【柴の編み戸】
「柴の戸」に同じ。「いにしへも夢になりにし事なれば—もひさしからじな」〈平家・灌頂〉
しば‐の‐いおり【柴の庵】
柴で屋根をふいた庵。転じて、粗末な家。しばのいお。しばいお。「まばらなる—に旅寝して」〈新古今・冬〉
しばのうえのライオンたち【芝の上のライオンたち】
神吉拓郎の小説。昭和51年(1976)刊。ラグビーをテーマとする青春小説。
シバのじょおう‐の‐しんでんあと【シバの女王の神殿跡】
《Queen of Sheba's Palace》エチオピア北部の町アクスムにある神殿跡。広大な敷地には、謁見(えっけん)の間や浴室をはじめとする石壁で区切られた部屋が多数残っている。紀元前10...
シバのじょおうのふなで【シバの女王の船出】
《原題、(フランス)L'Embarquement de la reine de Saba》ロランの絵画。カンバスに油彩。シバの女王がソロモン王に会うため、エルサレムに向かって船出する場面を描いた...
シバのじょおうベルキス【シバの女王ベルキス】
《原題、(イタリア)Belkis, Regina di Saba》レスピーギのバレエ音楽。全4曲。1930年から1931年にかけて作曲。アラブ風の旋律や大規模な打楽器群により、異国情緒あふれる作...
しば‐の‐と【柴の戸/柴の門】
柴を編んでつくった戸、または門。転じて、粗末なすみか。柴の編み戸。柴の門(かど)。柴の枢(とぼそ)。柴の扉。「なごり猶寄せ帰る浪荒きを、—おしあけてながめおはします」〈源・明石〉
しば‐の‐とぼそ【柴の枢】
「柴の戸」に同じ。「山里の—は雪とぢて」〈玉葉集一〉
死馬(しば)の骨(ほね)
かつてはずばぬけていたが、今は価値のなくなってしまったもののたとえ。
死馬(しば)の骨(ほね)を五百金(ごひゃくきん)に買(か)う
《「戦国策」燕策から》凡人をまず優遇しておけば、やがて賢者が自然と集まって来る。死馬の骨を買う。