しゃな‐しゃな
[副]「しゃなりしゃなり」に同じ。「美人ぶってニチャニチャ—」〈魯庵・社会百面相〉
しゃな‐ぶつ【遮那仏】
「毘盧遮那仏」の略。
しゃなら‐しゃなら
[副]「しゃなりしゃなり」に同じ。「小娘のくせに—として」〈蘆花・思出の記〉
しゃなり‐ごえ【しゃなり声】
わめき声。どなり声。「また阿房(あはう)めが—」〈浄・忠臣蔵〉
しゃなり‐しゃなり
[副]身のこなしをしなやかにし、気取って歩くさま。しゃなしゃな。しゃならしゃなら。「盛装した女性が—(と)出てくる」
斜(しゃ)に構(かま)・える
1 剣道で、刀を斜めに構える。 2 身構える。改まった態度をする。「風上へ—・え、糸のように目を細くして立ち竦んでいる」〈里見弴・多情仏心〉 3 物事に正対しないで、皮肉やからかいなどの態度で臨...
しゃにく‐さい【謝肉祭】
「カーニバル1」に同じ。《季 春》「遊楽の夜を蒸す翳(かげ)に—/蛇笏」 [補説]作品名別項。→謝肉祭
しゃにくさい【謝肉祭】
《原題、(フランス)Carnaval》シューマンのピアノ曲集。全21曲。1834年から1835年にかけて作曲。「四つの音符による面白い情景」という副題をもつ。
しゃにくさい‐げき【謝肉祭劇】
中世末期、ドイツなど欧州の諸都市で、謝肉祭に行われた仮装軽演劇。主に商工業者によって作劇・上演された。
しゃ‐にち【社日】
《「社」は土地の神の意》雑節の一。春分と秋分に最も近い戊(つちのえ)の日。この日、土地の神を祭る。春の社日を春社といって五穀の種子を供えて豊作を祈り、秋の社日を秋社といって初穂を供えて収穫を感謝...