しゃら‐どけ【しゃら解け】
「しゃらほどけ」に同じ。「髪—に帯しどけなく」〈浮・丹前能・二〉
しゃら‐の‐き【娑羅の樹】
1 「さらじゅ(娑羅樹)」に同じ。 2 ナツツバキの別名。
しゃら‐ほどけ【しゃら解け】
結んだ帯やひもが自然に緩み解けること。しゃらどけ。「かけてもかけても手がはづれ、結んだ縄も—」〈浄・千本桜〉
シャラモン‐とう【シャラモン塔】
《Salamon-torony》ハンガリー北部の町ビシェグラードにある塔。13世紀半ば、ドナウ川を一望する場所に建造され、航路監視などに使用された。名称は、王位継承争いに敗れたハンガリー王アンド...
しゃら‐りん【娑羅林】
⇒さらりん(娑羅林)
しゃり【舎利】
《(梵)śarīraの音写。身骨と訳す》 1 仏や聖者の遺骨。特に釈迦(しゃか)の遺骨をさし、塔に納めて供養する。仏舎利(ぶっしゃり)。 2 火葬にしたあとの遺骨。「お—になって砂に埋まっちゃや...
しゃり【舎利】
謡曲。五番目物。旅の僧が京都東山の泉涌寺(せんにゅうじ)で仏舎利を拝んでいると、足疾鬼(そくしつき)が舎利を奪って飛び去るが、韋駄天(いだてん)が取り返す。
しゃ‐り【射利】
手段を選ばないで、ただ利益を得ようと考えること。また、偶然の利益をあてにすること。「敢て—の計にあらず、聊か我が開化を助くるの微意なりと」〈新聞雑誌五七〉
しゃ‐り【這裏】
《「這」は「此」の意》このうち。この間(かん)。「むかっ腹をたててぷんぷんするのでも—の消息は会得できる」〈漱石・吾輩は猫である〉
しゃ‐り【瀉痢】
はらくだし。下痢。