しろ‐ちゃ【白茶】
1 灰汁(あく)につけず、蒸して焙(ほう)じた上等の茶。しらちゃ。 2 中国茶の一。茶の若葉を摘み、蒸さずに乾燥させた緑茶。
しろ‐ちょう【白蝶】
鱗翅(りんし)目シロチョウ科の昆虫の総称。中形で、翅(はね)は白色や黄色のものが多く、後ろ翅に突起がない。モンシロチョウ・モンキチョウ・ツマキチョウ・ツマベニチョウなど。《季 春》
しろ‐ちょうがい【白蝶貝】
ウグイスガイ科の二枚貝。貝殻はアコヤガイに似るが、大形で、殻表は黄褐色、内面は真珠色。真珠養殖の母貝となり、殻はボタンや工芸品の材料。熱帯太平洋に分布。
しろ‐ぢょうちん【白提灯】
「白張(しらは)り提灯」に同じ。
しろ‐ちりめん【白縮緬】
染めない白地の縮緬。
シロッコ【(イタリア)scirocco/(フランス)sirocco】
地中海北岸に吹く高温の南東風。サハラ砂漠から吹いてくることが多い。
シロッコ‐ファン【scirocco fan/sirocco fan】
送風機の一。幅の狭い羽根が多数ついた回転筒で、集めた空気を垂直方向に排出する。機器類の排気、室内や工場の空調・換気などに用いられる。
シロップ【(オランダ)siroop】
砂糖・水あめなどに水を加えて煮とかした、濃厚な糖液。また、それに香料などを加えたもの。ガムシロップ・フルーツシロップ・コーヒーシロップなどがある。 [補説]英語ではシラップ(syrup)。
シロップ‐ざい【シロップ剤】
白糖または甘味料などを含む医薬品を、比較的濃厚な溶液または懸濁液とした内用液剤。溶かして用いる粉状・粒状のドライシロップも含めていう。
しろっ‐ぽ・い【白っぽい】
[形] 1 白色を帯びている。白みがかっている。「—・い着物」 2 しろうとくさい。しろうとっぽい。「あんな物まねはいかにも—・い」 [派生]しろっぽさ[名]