しんせい‐けっかん【新生血管】
既存の血管から分岐して新しく形成された血管。胎児の成長過程、創傷の治癒過程などで形成されるが、関節リウマチなどの慢性炎症や糖尿病網膜症、悪性腫瘍などの疾患にも関与している。例えば、癌細胞は新生血...
しんせい‐こうとうがっこう【新制高等学校】
昭和22年(1947)に施行された学校教育法に基づく高等学校。→高等学校1
しんせい‐さいきん【真正細菌】
生物の分類の一つ。大腸菌や藍藻などの一般的な細菌、バクテリアを指す。従来原核生物とされていた生物は真正細菌と古細菌に分けられ、真核生物と合わせて、全生物は大きく三つに分類される。
しんせいさく‐きょうかい【新制作協会】
美術団体。昭和11年(1936)洋画家の小磯良平らが新制作派協会として設立。昭和26年(1951)に日本画の団体、創造美術と合併、現名に改称。昭和49年(1974)に日本画部は脱退。
しんせい‐しゃ【新声社】
文学結社。明治22年(1889)森鴎外を中心に、落合直文・小金井喜美子らが結成。訳詩集「於母影(おもかげ)」は透谷・藤村らの新体詩に影響を与えた。
しん‐せいしゅ【新清酒】
米以外の材料を用い、化学的方法で製した日本酒。合成酒。
しんせい‐じ【新生児】
生まれたばかりの赤ん坊。医学では生後4週間までをいう。新産児。初生児。
しんせいじ‐いりょう【新生児医療】
新生児に対する医療。また特に、病気や異常を持つ新生児や低出生体重児などを、新生児集中治療室(NICU)に収容して治療すること。
しんせいじ‐おうだん【新生児黄疸】
生後2、3日ごろから新生児に現れる黄疸。生理的黄疸は肝臓の働きが未熟なために生じるもので、ふつう2週間以内に消える。溶血性黄疸は母子間血液型不適合のために起こり、重症の場合には交換輸血を行う。
しんせいじ‐き【新生児期】
生後28日あるいは1か月までの時期。