しんだい‐かぎり【身代限り】
1 全財産を費やしてしまうこと。破産すること。「そんなに度々引越しをしたら—をする許(ばか)りだ」〈漱石・琴のそら音〉 2 江戸時代、借金を返済できなくなった債務者に対し、官が全財産を没収して債...
身代(しんだい)稼(かせ)・ぐ
身代を得るために働く。仕官・奉公の口を求める。「妻子は国方に預け置き、—・ぐうちに」〈浮・武家義理・四〉
しんだい‐ぐすり【身代薬】
《身代を保つための薬の意》一家の財産を保つために役立つもの。特に、しっかりした女房をいう。「—の女房を早う持って落ち着きや」〈浄・今宮の心中〉
しんだいけっかん‐しっかん【心大血管疾患】
心筋梗塞などの心疾患と大動脈瘤などの大血管疾患の総称。
しん‐だいさんき【新第三紀】
地質時代の区分で、新生代第三紀の後半。2400万年前から170万年前まで。さらに中新世と鮮新世とに二分される。哺乳類が著しく進化し、繁栄した。
しん‐だいさんけい【新第三系】
新第三紀に形成された地層や岩石。
しんだい‐しゃ【寝台車】
1 夜行列車で、旅客のための寝台を設けた車両。寝台列車。 2 傷病者用の、寝台を設備した自動車。
身代(しんだい)済(す)・む
仕官する。出仕する。身代有り付く。「この里近き城下に、また—・みけれども」〈浮・伝来記・六〉
身代(しんだい)畳(たた)・む
財産をすっかり失う。破産する。「近年、町人—・み分散にあへるは」〈浮・織留・一〉
しんだい‐めしはなし【身代召し放し】
鎌倉時代、定められた租税を納入しない者の財産を官が没収したこと。