じゅうりょく‐は【重力波】
1 重力場の変化によって生じ、光速で伝わる波動。アインシュタインが一般相対性理論の重力場についての方程式から予測。1974年、連星パルサーの公転周期の変化からその存在が間接的に確認された。直接的...
じゅうりょくは‐けんしゅつき【重力波検出器】
⇒重力波望遠鏡
じゅうりょくは‐てんもんがく【重力波天文学】
連星中性子星や連星ブラックホールの合体などによって発生する重力波を直接観測し、宇宙の進化や構造などを探ろうという天文学の新分野。重力波が伝播する際に生じる極めてわずかな空間の伸縮を重力波望遠鏡に...
じゅうりょくは‐てんもんだい【重力波天文台】
⇒重力波望遠鏡
じゅうりょくは‐ぼうえんきょう【重力波望遠鏡】
重力波を直接的に検出する装置。重力波が伝播する際、時空がごくわずかに歪むが、この時空の歪みをレーザー光を用いた干渉計で正確に測定する干渉計型検出器や、特定の長さの物体が共振して変形する現象をとら...
じゅうりょく‐はんけい【重力半径】
「シュバルツシルト半径」に同じ。
じゅうりょく‐ば【重力場】
重力の作用する空間。
じゅうりょく‐へいこう【重力平衡】
天体などにおいて、自己重力と内部の圧力が平衡状態にあり、その形状が保たれていること。このときに実現する形状を平衡形状という。
じゅうりょく‐ほうかい【重力崩壊】
自身の圧力が重力と釣り合いの状態にあった天体が、何らかの理由で圧力が減ったり、重力が増したりした場合に、急激に収縮に転ずる現象。白色矮星、中性子星、ブラックホールなどの天体はこの現象によって形成...
じゅうりょく‐ポテンシャル【重力ポテンシャル】
重力場におけるポテンシャル。ふつう単位質量の質点がもつ位置エネルギーを、位置の関数によるスカラー量で表す。