じょう‐びたき【尉鶲】
ヒタキ科ジョウビタキ属の鳥。スズメ大。雄は頭が灰色、顔と背が黒く、腹・腰・尾が赤褐色。雌は茶色。翼に白斑があるので紋付き鳥ともいわれる。シベリアで繁殖し、日本では冬鳥。《季 秋》
じょう‐びったり
[副]《「じょう」は「常」か。「定」ならば歴史的仮名遣いは「ヂャウ」》しじゅう。いつも。つねづね。「以前だったら、毎日のように…—になったに違いない」〈万太郎・春泥〉
じょう‐びとう【上尾筒】
鳥の尾羽の付け根の上面を覆っている羽。クジャク・ケツァールなどではこの羽が長い。
じょうび‐はいすいりょう【常備排水量】
艦船が人員や弾薬を定数、燃料や食料品などの消耗品を定数の一定割合だけ積載した状態の排水量。艦船が戦場に到着したときの状態を示すもので、基準は時代や国によって異なる。
じょうびぶん‐ほうていしき【常微分方程式】
独立変数が一つの微分方程式。一般的に、n階の常微分方程式にはn個の独立した任意定数(積分定数)を含む一般解が求められる。任意定数に特定の値を代入したときの解を特殊解という。
じょうび‐へいえき【常備兵役】
現役と予備役の総称。
じょうび‐やく【常備薬】
ふだんから用意しておく薬品。
じょう・びる【上びる】
[動バ上一]上品になる。上等になる。「げびる」に対していう。「かやうに次第に物が—・びては」〈浮・立身大福帳〉
じょう‐ふ【上布】
夏の衣服に用いる高級な麻織物。薩摩(さつま)上布・越後上布など。《季 夏》「うち透きて男の肌(はだへ)白—/たかし」
じょう‐ふ【丈夫】
《「じょうぶ」とも。中国の周の制度で1丈(約2メートル)を男子の身長としたところから》りっぱな男。ますらお。「堂々たる—」「偉—」