じん‐じん【陣陣】
[名]それぞれの陣。
[ト・タル][文][形動タリ] 1 風が盛んに吹くさま。「—たる清風」 2 切れ切れに続くさま。
じん‐じん
[副](スル)患部または身体の一部に、絶え間なく痛みやしびれを感じるさま。「傷口が—(と)痛みだす」「足の裏が—する」
ぢんぢんぢん【ぢん・ぢん・ぢん】
花村万月の長編小説。平成10年(1998)刊行。新宿を舞台に、家出少年の葛藤を描く。
じんじん‐ばしょり【じんじん端折り】
《「じじいばしょり(爺端折)」の音変化》着物の背縫いの裾の少し上をつまんで、帯の後ろの結び目の下に挟み込むこと。じんじばしょり。「—の頰冠(ほおかむ)りや、赤い腰巻の姉(あね)さんや」〈漱石・草枕〉
じん‐すい【尽瘁】
[名](スル)《「瘁」は病み疲れる意》自分の労苦を顧みることなく、全力を尽くすこと。「国政に—する」
じん‐すい【神水】
《「しんずい」「しんすい」とも》 1 神前に供える水。また、誓いのしるしとして神前で飲む水。 2 霊験ある水。神聖な水。 3 陰暦5月5日の午(うま)の時に降った雨が竹の節にたまったもの。この水...
じん‐すい【腎水】
精液のこと。「うなゐごよりこのかた、—をかへほして」〈浮・一代男・一〉
じんすい‐こう【沈水香】
「沈香(じんこう)」に同じ。
じんすう‐かんけい【尽数関係】
天体同士の公転周期が単純な整数比で表されること。太陽系内では、木星と土星の公転周期が2:5、天王星、海王星、冥王星の場合は1:2:3になることが知られる。また、天体の公転と自転の周期が単純な整数...
じん‐すけ【甚助/腎助】
《「腎張り」を人名のように表した語》情欲が強く、嫉妬(しっと)深い性質。また、そういう男。