すだのはるげいしゃかたぎ【隅田春妓女容性】
歌舞伎狂言。世話物。3幕。初世並木五瓶作。寛政8年(1796)江戸桐座初演。恩人の娘を助けようとした侠客(きょうかく)、梅の由兵衛(よしべえ)の悲劇を描く。通称「梅の由兵衛」。
すだはちまん‐じんじゃ【隅田八幡神社】
和歌山県橋本市にある神社。所蔵する人物画像鏡の銘文は、古代史研究の重要な金石文の資料。
す‐だま【魑魅/霊】
1 山林・木石の精気から生じるという霊。人面鬼身で、よく人を迷わすという。ちみ。〈和名抄〉 2 人の霊魂。たましい。〈和名抄〉
す‐だれ【簾】
1 《「簀垂(すだ)れ」の意》細く割った竹やアシなどを横に並べ、糸で編み連ねたもの。部屋の隔てや日よけ・目隠しなどに掛けて垂らす。す。《季 夏》「二つ吊(つ)りし—の透間花柘榴(ざくろ)/虚子」...
すだれ‐がい【簾貝】
マルスダレガイ科の二枚貝。浅海の砂底にすむ。貝殻は横長の楕円形で、殻長約6センチ。殻表にすだれ状の輪脈があり、淡褐色の地に褐色の放射帯がある。本州・九州に分布。食用。《季 春》
すだれ‐コリメーター【簾コリメーター】
細い金属を横に並べた2枚のすだれを平行に配置し、遠方の天体からのX線を観測する装置。X線などの高エネルギーの電磁波は、可視光のように鏡で反射させたりレンズで屈折させたりすることが不可能だが、この...
すだれ‐ごし【簾越し】
すだれを隔ててすること。「—に声をかける」
すだれ‐ぶ【簾麩】
薄く作り、すのこの間に挟んで細い筋をつけた麩。