よるにほしをはなつ【夜に星を放つ】
窪美澄(くぼみすみ)の短編小説集。令和4年(2022)刊行。少年と高齢の女性との交流を描いた「星の随(まにま)に」など、星や星座にまつわる短編小説5作を収める。第167回直木賞受賞。
ライオン【lion】
1 ネコ科の哺乳類。体長約2.5メートル、尾長1メートル。ふつう全体に黄褐色で、尾の先に暗褐色の房毛をもち、雄にはたてがみがある。アフリカのサバンナに十数頭の群れですみ、共同でシマウマ・レイヨウ...
らくだ‐むし【駱駝虫】
脈翅(みゃくし)目ラクダムシ科の昆虫。体長約1センチ。黒色の地に黄色の紋がある。頭部は長く角ばり、単眼はない。翅(はね)は透明。胸部の節が丸くくびれ、ラクダの背に似る。春から夏に松林にみられ、幼...
ら‐ぶか【羅鱶】
カグラザメ目ラブカ科の海水魚。深海にすみ、全長約2メートル。体は細長い筒状で、暗褐色。口が前端に開き、えらあなが六対あることや骨格の特徴から、現生サメ類中最も原始的とされる。卵胎生。日本では相模...
羅網(らもう)の鳥(とり)は高(たか)く飛(と)ばざるを恨(うら)み呑鉤(どんこう)の魚(うお)は飢(う)えを忍(しの)ばざるを嘆(なげ)く
かすみ網にかかった鳥は、なぜもっと高く飛ばなかったかと後悔し、釣り針にかかった魚はなぜ空腹をがまんしなかったかと悔やむ。後悔は先に立たないことのたとえ。
リカオン【(ラテン)Lycaon】
イヌ科の哺乳類。体長約1.1メートル、尾長40センチ。体は黒褐色・黄褐色・灰色の不規則な斑があり、尾端は白い。アフリカのサバンナにすみ、群れをつくる。名は、ギリシャ神話でオオカミに姿を変えられた...
り‐す【栗鼠】
《「りっす(栗鼠)」の音変化》 1 リス科の哺乳類。体長15〜22センチ、尾長13〜17センチ。冬毛では背が暗褐色か黄褐色で夏毛では淡黒褐色になり、毛はふさふさしている。樹上生で、果実・種子・芽...
りゅう【竜】
1 想像上の動物。体は大きな蛇に似て、4本の足、2本の角、耳、ひげをもち、全身鱗(うろこ)に覆われている。多く水中にすみ、天に昇り雲を起こして雨を降らすという。中国では、鳳(ほう)・亀(き)・麟...
りょう【了】
[常用漢字] [音]リョウ(レウ)(呉)(漢) [訓]おわる おえる さとる 1 終わりになる。けりがつく。…してしまう。「完了・議了・校了・修了・終了・投了・読了・満了・未了・魅了」 2 はっ...
りょう【稜】
1 かど。すみ。「氷は、あっちこっちの滑かな—を見せて」〈里見弴・大道無門〉 2 多面体の、隣り合う二つの面が交わってできる線分。 3 医学で、比較的長く伸びている隆起した部分。「腸骨—」