あくがら・す【憧らす】
[動サ四] 1 落ち着きを失わせる。心を浮き立たせる。「心をそらに—・して」〈夜の寝覚・四〉 2 さまよわせる。「煩はしげに思ひまつはす気色(けしき)見えましかば、かくも—・さざらまし」〈源・帚木〉
こじら・せる【拗らせる】
[動サ下一][文]こじら・す[サ下二] 1 物事をもつれさせ、処理を難しくする。めんどうにする。「問題を—・せる」 2 病気を治しそこねて長引かせる。「風邪を—・せる」
よせ‐つ・ける【寄(せ)付ける】
[動カ下一][文]よせつ・く[カ下二]近くへ来させる。近寄らせる。寄りつかせる。「彼には人を—・けない厳しさがある」
だき‐あわ・せる【抱(き)合(わ)せる】
[動サ下一][文]だきあは・す[サ下二] 1 抱き合うようにする。また、組み合わせる。「減税と増税とを—・せる」 2 売れ行きのよい品に売れ行きの悪い品を組み合わせて売る。「売れ残りの品を—・せる」
はたらか・す【働かす】
[動サ五(四)]働くようにする。労働させる。また、機能を発揮させる。働かせる。「頭を—・す」「想像力を—・す」
うつ‐ぶ・せる【俯せる】
[動サ下一][文]うつぶ・す[サ下二] 1 顔を下に向けてからだを伏せる。腹を下にして横たわる。「床に—・せる」 2 物を下向きに置く。「コップを—・せる」
こわ・す【壊す/毀す】
[動サ五(四)] 1 物に力を加えてもとの形を崩したり、失わせたりする。砕いたり破ったりして使用できないようにする。破壊する。「家を—・す」「コップを—・す」「おもちゃを—・す」 2 機能をもっ...
はっ・する【発する】
[動サ変][文]はっ・す[サ変] 1 ㋐物事が起こる。生じる。また、始まる。「効力が—・する」「町の東端から山越えの街道が—・する」 ㋑外に現れる。「酔いが—・する」 ㋒出発する。「成田を—・し...
さし‐もど・す【差(し)戻す】
[動サ五(四)] 1 やりなおさせるために、もとへ戻す。「書類を—・す」 2 上級審が原判決を取り消し・破棄して審理をやりなおさせるため、事件を原審に送り返す。「第一審に—・す」 [可能]さしもどせる
うち‐よ・せる【打(ち)寄せる】
[動サ下一][文]うちよ・す[サ下二] 1 波や多くの人が重なり合うように寄せてくる。押し寄せる。「岸壁に高波が—・せる」「敵の大軍が—・せる」 2 波が物を岸の方に運ぶ。「—・せられた流木」 ...