せん‐もう【染毛】
[名](スル)毛髪を染めること。けぞめ。染髪。「白髪を—する」
せん‐もう【旃毛】
毛織物の毛。
せん‐もう【剪毛】
[名](スル) 1 羊などの毛を刈り取ること。 2 毛織物を仕上げる工程で、織物の表面に出たけばを切って織り目をはっきりさせたり、長さをそろえたりすること。
せん‐もう【旋毛】
渦を巻くように生えている毛。つむじげ。
せん‐もう【腺毛】
植物の表皮に生じる毛のような突起物で、特殊な液体を分泌するもの。先端の膨らんだ棍棒(こんぼう)状のものが多い。食虫植物が消化液を出す毛、花の蜜腺の毛など。
せん‐もう【繊毛】
細胞表面に密生する、きわめて細く短い毛。鼻腔・気管・気管支・卵管などの表面や、原生動物の繊毛虫類の体表にみられ、運動性がある。
せん‐もう【譫妄】
外界からの刺激に対する反応が鈍り、錯覚・妄想・麻痺(まひ)などを起こす意識障害。
せん‐もう【線毛】
グラム陰性菌などの細菌の表面に見られる細胞質の突起。菌体の表面に数十から数百本ほどあり、鞭毛より細く短い。細菌の接合でDNAを運ぶ性線毛や、宿主となる細胞に付着する役割を果たす付着線毛がある。