そうご‐さよう【相互作用】
1 互いに働きかけ、影響を及ぼすこと。交互作用。 2 物体どうしが互いに万有引力や電気力の影響を及ぼし、それぞれの運動状態を変えていくこと。基本的には素粒子にみられる。
そうご‐しゅかんせい【相互主観性】
《(ドイツ)Intersubjektivität》フッサールの用語。複数の主観の間で共通に成り立つこと。事物などの客観性を基礎づけるものとされる。間主観性。共同主観性。
そうご‐しゅぎ【相互主義】
《principle of reciprocity》 1 外交・通商関係において、相手国の自国に対する待遇と同等の待遇を与えようとする主義。 2 外国人に権利を与える際、その外国人の本国が自国民...
そうご‐しんか【相互進化】
⇒共進化
そうごせつぞくせい‐しけん【相互接続性試験】
通信機能を有する機器同士が適切に接続できるかを、さまざまな通信規格において確認する試験。主に携帯電話や通信モジュールの機器間、および通信事業者のネットワークとの接続の確認が実施される。IOT(i...
そうご‐ちょくつううんてん【相互直通運転】
「相互乗り入れ1」に同じ。
そうご‐にんしょう【相互認証】
製品の規格、技術者などの資格、特許、農作物の品種登録など、各国で基準の異なる事柄について、相互の水準が一致するとして他国の認定を認めること。輸出などに際し相手国の認定を受ける必要がなくなる。
そうご‐のりいれ【相互乗(り)入れ】
[名](スル) 1 経営主体の異なる交通機関が互いに相手の路線に車両などを入れて運行すること。相互直通運転。「私鉄と地下鉄が—する区間」 2 異なる業者どうしが互いに設備・組織などを利用すること...
そうご‐ふじょ【相互扶助】
互いに助け合うこと。互助。「—の精神」
そうごふじょ‐ろん【相互扶助論】
生存競争を原理とする進化論に反対して、クロポトキンが展開した主張。生物や社会の進化の主要因は生存競争ではなく、自発的な助け合いであるというもの。