じが‐ばち【似我蜂】
1 膜翅(まくし)目ジガバチ科の昆虫。体長約2センチで体は黒色、膨らんだ腹の基部は赤色。地面に巣穴を掘り、ヨトウムシやシャクトリムシなどを狩って取り込み、これに産卵して幼虫のえさにする。翅(はね...
さんねん‐みつき【三年三月】
長い年月をたとえていう語。久しい間。「酒屋の門に—お立ち被遊(あそばさい)ても、飲(あが)らぬ酒には酔はぬ道理」〈滑・浮世床・二〉
じ‐がみ【地神】
祖霊、農神ともされる神。屋敷内や辻(つじ)・田のそばに祭る。地主神(じぬしがみ)。じしん。
サンマー‐めん【サンマー麺】
《「サンマーメン」と書くことが多い》もやし・白菜・豚肉などの入ったあんをかけた、中華風の汁そば。 [補説]日本で作られた料理で、神奈川県横浜市が発祥とされる。語源は未詳。「生馬麺」「生碼麺」とも書く。
ざる【笊】
1 細長くそいだ竹や針金・プラスチックを編んで作った中くぼみの器。盆ざる・目ざる・米揚げざるなど。 2 抜け落ちるところが多くて効果があがらないもののたとえ。「内野は—のチームだ」「—法」 3 ...
さぶらい‐びと【侍人】
貴人のそばに仕える人。侍者。おつき。「—呼びつけ、ものなど言ひたるけはひも」〈能因本枕・一二四〉
さ‐もら・う【候ふ/侍ふ】
[動ハ四]《「さ」は接頭語。「もらふ」は動詞「も(守)る」の未然形「もら」に上代の反復継続の助動詞「ふ」の付いたもの》 1 ようすを見守り、よい機会をうかがい待つ。よい風向きや潮時、また逢瀬など...
さぶらい‐わらわ【侍童】
貴人のそばに仕えて雑務をする少年。さむらいわらわ。「をかしげなる—の姿好ましう」〈源・夕顔〉
ざや‐め・く
[動カ四]ざわざわと音を立てる。「指貫ノソバヲトッテ—・キ入ラレタワ」〈天草本平家・一〉
さらしな【更科/更級】
長野県千曲市(ちくまし)南部の地名。姨捨山(おばすてやま)伝説や田毎(たごと)の月などで有名。また、上質のそばの産地としても知られる。