そよ
[副]風がかすかに吹くさま。また、物が揺れてたてるかすかな音などを表す語。「風が—とも吹かない」「負ひ征箭(そや)の—と鳴るまで」〈万・四三九八〉
そ‐よ
[感]ふと思い出したときや、あいづちを打つときなどに用いる語。そうだ。そうそう。それそれ。→そよや「御前にこそわりなくおぼさるらめと言へば、—、などかうはとて」〈源・夕顔〉
そ‐よう【素養】
ふだんの練習や学習によって身につけた技能や知識。たしなみ。「絵の—がある」
そ‐よう【楚腰】
《楚の霊王が、腰の細い美人を好んだという故事から》美人の細い腰。柳腰(やなぎごし)。
そよう‐きょう【蘇陽峡】
熊本県中央東部にあるU字形の峡谷。五ヶ瀬川上流が浸食してできた。阿蘇(あそ)の南外輪山に連なる標高550メートルの高原にあり、約200〜300メートルのほぼ垂直に切り立った絶壁が約10キロメート...
そ‐よう‐ちょう【租庸調】
1 中国、隋・唐代の均田法下の税法。給田を受けた丁男(21〜59歳)に課したもので、租は粟(あわ)2石、庸は年20日(閏年は22日)の労役、または代納として1日当たり絹3尺、調は絹2丈と綿3両、...
そよ‐かぜ【微風】
そよそよと吹く風。びふう。
そよが・す【戦がす】
[動サ五(四)]風が草や木の葉などをかすかに揺らす。「秋風が梢(こずえ)を—・す」
そよぎ【戦ぎ】
そよぐこと。「薄(すすき)の穂の—」
そよ・ぐ【戦ぐ】
[動ガ五(四)]風に吹かれて草や木の葉などがかすかに音をたてて揺れ動く。「風に—・ぐ葦(あし)」