ござ‐あ・る【御座有る】
[動ラ四] 1 「いる」の意の尊敬語。いらっしゃる。おいでになる。「それにゆるりと—・れ」〈虎清狂・泣尼〉 2 「ある」の意の尊敬語。おありになる。「やがてお大名にならせらるる御瑞相が—・るほど...
こ‐し【古詩】
1 古代の詩。 2 漢詩で、唐代に完成した絶句・律詩などの近体詩に対し、それ以前の、韻を踏むだけで平仄(ひょうそく)や句数などに制限のない詩。また、唐代以降の詩で、この形式で作られたもの。
心(こころ)広(ひろ)く体(たい)胖(ゆたか)なり
《「大学」から》心にやましいことがなければ、それにつれて身体もまたのびやかである。
ごしち‐ちょう【五七調】
和歌・韻文・詩などで、5音句・7音句の順に繰り返す形式。また、それによって生じる韻律。短歌では第2句・第4句で切れるもの。万葉集に多い。→七五調
コジ‐ファン‐トゥッテ【(イタリア)Così fan tutte】
モーツァルトのイタリア語によるオペラ。全2幕。1790年にウィーンで初演。題名は「女はみんなこうしたもの」を意味する。ダ=ポンテの台本による喜劇。18世紀のナポリを舞台に、二人の青年士官がそれぞ...
乞食(こじき)も身祝(みいわ)い
だれでも祝うべきときには、それ相応の祝いをすべきであるというたとえ。
こじき‐ぶくろ【乞食袋】
1 托鉢僧や乞食が首に掛けて歩き、もらった物などを入れる布袋。頭陀袋(ずだぶくろ)。こつじきぶくろ。 2 歌学・俳諧・芸道で、乞食が1に一切のものを入れておくように、自分の見聞を広くして、目的に...
乞食(こじき)も袋祝(ふくろいわ)い
乞食でも初めて使う袋には祝いをするように、祝うべきときにはそれ相応の祝いをすべきであるというたとえ。
ご‐し【語誌/語志/語史】
ある言葉の起源や意味・用法などについての変遷。また、それを書いたもの。
乞食(こじき)に貧乏(びんぼう)無(な)し
乞食にまで落ちぶれると、もうそれ以上貧乏になることはない。