ぞく‐じゅう【属従】
[名](スル)付き従うこと。また、そのもの。「列国の大軍、之に—するあり」〈竜渓・経国美談〉
ぞく‐じょう【俗情】
1 世俗のありさま。世間の事情や人情。「—に疎い」 2 俗事にひかれる気持ち。名利にとらわれる心。「此の度の旅行は—を離れて、あく迄画工になり切るのが主意であるから」〈漱石・草枕〉
ぞく‐じょうもんぶんか【続縄文文化】
本州の弥生時代から古墳時代にかけての、北海道の文化。縄文文化と同様、食料採集を基盤としていたのでこの名がある。のち、擦文(さつもん)文化に移行。
ぞく‐じん【俗人】
1 世俗の名利などにとらわれている人。風流を解さない教養の低い人。「—には理解できない趣味」 2 僧に対して、世間一般の人。世俗の人。
ぞく‐じん【俗塵】
浮世のちり。俗世間の煩わしい事柄。「—を避ける」
ぞく‐じん【族人】
一族の人々。一門の人。
ぞく‐じん【属人】
1 その人に属すること。法律などで、人を基本として考えること。⇔属地。 2 業務の管理などが、組織全体でなく特定の個人に属すること。「業務が—化する」「—的な評価」
ぞくじん‐きゅう【属人給】
職務内容に関係なく、年齢・学歴・勤続年数などを基準にして定められている給与。年功賃金体系が代表的。
ぞくじん‐しゅぎ【属人主義】
人の居る場所を問わず、原則として本国法の適用を受けるべきであるとする主義。⇔属地主義。
ぞくじん‐ほう【属人法】
国際私法上、人の居る場所にかかわらず、人を基準として適用される法律。