たく‐ぼく【拓墨】
拓本をとること。
たく‐ぼく【啄木】
1 キツツキの別名。 2 「啄木組(ぐみ)」の略。 [補説]曲名別項。→啄木
たくぼく【啄木】
琵琶の曲名。「流泉(りゅうせん)」「楊真操(ようしんそう)」とともに三秘曲の一。
たくぼく‐おどし【啄木威/啄木縅】
鎧(よろい)の威の一。啄木組の糸を用いて威したもの。
たくぼく‐ぐみ【啄木組】
《キツツキが木をついばんだ跡に似るところから》白・萌黄(もえぎ)・紫などの色糸をまだらに組む紐(ひも)の組み方。鎧(よろい)の威(おどし)や刀の下げ緒、掛け軸の紐などに用いる。啄木打ち。
たくぼく‐ちょう【啄木鳥】
キツツキの別名。
たくぼくのつま【啄木の妻】
渡辺喜恵子の長編小説のシリーズ名。石川啄木の妻節子の生涯を描く。昭和55年(1980)、「初恋の篇」「流離の篇」「逝く雲の篇」の全3巻を刊行。
たく‐ま【琢磨】
[名](スル)《「詩経」衛風・淇澳から》玉などをとぎみがくこと。転じて、学問・技芸などを練り磨いて向上につとめること。「切磋(せっさ)—」「意を曲げても句調を—し」〈逍遥・小説神髄〉
たくま‐ざる【巧まざる】
[連語]当人が意識しないで自然に表れる。「—ユーモア」
たくまし・い【逞しい】
[形][文]たくま・し[シク] 1 からだが頑丈で、いかにも強そうに見える。「—・い腕」 2 意志が強く、多少のことではくじけない。「—・い精神」 3 意気や勢いが満ちあふれている。「—・い生命...