た・つ【絶つ/断つ】
[動タ五(四)] 1 (断つ)つながっているものを切り離す。切断する。「鎖を—・つ」「糸を—・つ」 2 ㋐(絶つ・断つ)これまで続いていた物事・関係などをやめて終わりにする。つながり・縁を切る。...
た・つ【裁つ/截つ】
[動タ五(四)]《「絶つ」と同語源》紙や布などを、ある寸法に切る。特に、衣服に仕立てるために型に合わせて布地を切る。「生地を—・つ」
た・つ【献つ】
[動タ下二]たてまつる。献上する。「神まつる月をあすとや山人のみむろのさかき今日—・ててけり」〈夫木・一六〉
たつ‐い【達意】
自分の考えが十分に相手に理解されるように表現すること。「—の文章」
た‐つか【手束】
手に握ること。握り持つこと。「中央に—ばかりなる木一株有るのみ」〈出雲国風土記〉
たつか‐づえ【手束杖】
手に握り持つ杖。「—腰にたがねて」〈万・八〇四〉
たつか‐ゆみ【手束弓】
手に握り持つ弓。たつかの弓。「—手に取り持ちて朝狩(あさがり)に君は立たしぬ棚倉(たなくら)の野に」〈万・四二五七〉
たつ‐がしら【竜頭】
1 竜の頭の形をしたもの。兜(かぶと)の前立物、または葬礼の旗頭につけて飾りとする。りゅうず。 2 「竜(たつ)の口1」に同じ。
たつがしら‐の‐かぶと【竜頭の兜】
鉢の真向(まっこう)から天辺(てっぺん)にかけて竜の姿を作りつけた兜。
たつ‐がん【達眼】
物事の深奥を見通す鋭い眼力。達見。「—の士」