はげ‐ちゃびん【禿げ茶瓶】
はげた頭を茶瓶にたとえていう語。
橋(はし)が無(な)ければ渡(わた)られぬ
仲立ちがなければ物事が進まないことや、手段・方法がなければ目的が達せられないことのたとえ。
橋(はし)に逢(あ)いては須(すべから)く馬(うま)を下(くだ)るべし渡(と)を過(す)ぎては船(ふね)を争(あらそ)う莫(なか)れ
《「侯鯖録」から》橋に差し掛かったなら馬を下りて引いて渡れ、渡し場では先を争って船に乗ってはならない。旅行中は危険なことをしないで注意せよというたとえ。
箸(はし)より重(おも)い物(もの)を持(も)たない
裕福な家に生まれ育つなどして、自分で働いたことのないことのたとえ。
箸(はし)を持(も)って食(く)うばかり
それ以上はしようがないほど十分に世話をすることのたとえ。
始(はじ)めは処女(しょじょ)の如(ごと)く後(のち)は脱兎(だっと)の如(ごと)し
《「孫子」九地から》初めはおとなしく弱々しく見せて敵を油断させ、のちには見違えるほどすばやく動いて敵に防御する暇を与えないという兵法のたとえ。
はた‐がた【旗形/旗型】
1 (旗形)旗のような形。 2 細長い突出部がある土地。土地主要部を旗に、突出部を旗竿にたとえていう。旗竿地。旗地。「—地」
畑(はたけ)に蛤(はまぐり)
畑を掘って蛤を求めるように、見当違いのことをすることのたとえ。
はたらき‐ばち【働き蜂】
1 社会性昆虫のミツバチ・スズメバチなどで、生殖能力がなく、営巣・育児、花粉や蜜の採集などをする雌のハチ。職蜂(しょくほう)。 2 ひたすら働き続けるサラリーマンなどのたとえ。「—が支える日本経済」
はだかのおうさま【裸の王様】
《原題、(デンマーク)Keiserens nye Klaeder》アンデルセンが1837年に発表した童話。原題は「皇帝の新衣装」の意。衣装にうつつをぬかす王が仕立屋を装った詐欺師(さぎし)...