はい‐こん【敗根】
仏語。声聞(しょうもん)・縁覚(えんがく)が成仏できないことを、植物の根が腐敗している状態にたとえていう語。
はく‐ぎん【白銀】
1 銀。しろがね。また、その色。 2 降り積もった雪をたとえていう語。「—の世界」 3 江戸時代、銀を長径約10センチの平たい長円形につくって紙に包んだもの。多く贈答用にした。通用銀の三分(さん...
掃(は)いて捨(す)てるほど
非常に多くてあり余るほどであることのたとえ。「希望者は—いる」
背水(はいすい)の陣(じん)
《「史記」淮陰侯伝の、漢の名将韓信が趙(ちょう)の軍と戦ったときに、わざと川を背にして陣をとり、味方に退却できないという決死の覚悟をさせ、敵を破ったという故事から》一歩もひけないような絶体絶命の...
ばい‐きん【黴菌】
人体に有害な細菌などの微生物の俗称。転じて、汚いものや厄介もののたとえ。
白刃(はくじん)踏(ふ)むべし
《「礼記」中庸から》白刃を踏むことも辞さないほど勇気のあることのたとえ。
のり‐の‐みず【法の水】
仏の教えが衆生(しゅじょう)の煩悩(ぼんのう)を洗い清めることを、水にたとえていう語。法水(ほうすい)。「—にすます心の清ければけがるる袖とたれか見るべき」〈続後撰・雑中〉
葉(は)を欠(か)いて根(ね)を断(た)つ
枝葉を除こうとして、大切な根をだめにしてしまう。小さな欠点を除こうとして、肝心な根本をだめにしてしまうことのたとえ。
暖簾(のれん)に腕押(うでお)し
少しも手ごたえや張り合いがないことのたとえ。
葉(は)を截(た)ちて根(ね)を枯(か)らす
葉を切って大切な根まで枯らしてしまう。元も子も無くしてしまうことのたとえ。