け‐まん【華鬘/花鬘】
仏前を荘厳(しょうごん)するために仏殿の内陣や欄間などにかける仏具。金銅・牛革製の円形または楕円形のものに、唐草や蓮華(れんげ)を透かし彫りにして、下縁に総状の金物や鈴を垂らすもの。
けむた・い【煙たい/烟たい】
[形][文]けむた・し[ク] 1 煙のために息苦しい。また、目を開けていられない。けむい。けぶたい。けむったい。「—・くて涙が出る」 2 窮屈に感じられ、親しみが持てないさま。けぶたい。けむった...
けむ‐だし【煙出し/烟出し】
1 煙を外に出すために設けた窓。けむりだし。 2 煙突。けむりだし。「製造場の—が幾本も立っている」〈荷風・すみだ川〉
け‐らい【家来】
1 主君や主家に仕える者。家臣。従者。 2 親・尊族を敬い礼を尽くすこと。転じて、他人に礼を尽くすこと。「文籍(ぶんせき)にも—といふことあるべくや」〈源・藤裏葉〉 3 朝廷の公事(くじ)や故実...
けっそん‐かてい【欠損家庭】
未成年者のいる家庭のうち、両親または片親が死別・離別などのために欠けている家庭。欠損家族。
けっせい‐マーカーけんさ【血清マーカー検査】
妊婦から採取した血液の成分を測定し、胎児に異常があるかどうかを推定する検査。母子血清マーカー検査。母体血清マーカー検査。 [補説]胎児がダウン症などの障害をもつ確率がわかるが、診断を確定するため...
けん‐きん【献金】
[名](スル)ある目的に役立ててもらうように、金銭を献上すること。また、その金銭。「仏塔建立のために—する」「政治—」
けち‐えん【結縁】
1 仏語。 ㋐仏・菩薩(ぼさつ)が世の人を救うために手をさしのべて縁を結ぶこと。けつえん。 ㋑世の人が仏法と縁を結ぶこと。仏法に触れることによって未来の成仏・得道の可能性を得ること。けつえん。 ...
けちが付(つ)・く
縁起の悪いことが起こる。また、よくないことが起こったために物事がうまくいかなくなる。「スタートから—・いた」
けちえん‐かんじょう【結縁灌頂】
仏縁を結ばせるために、灌頂壇で諸尊の上に花を投げさせ、当たった仏をその人の有縁の仏として、その仏の印と真言を授けること。