ぬめり‐い・ず【滑り出づ】
[動ダ下二]すべるようにしとやかに出る。「花の立木のそのままに—・でたるごとくなり」〈浄・反魂香〉
ぬめ・る【滑る】
[動ラ五(四)] 1 ぬるぬるしてすべる。なめらかですべる。「ウナギが—・る」 2 浮かれ歩く。遊び歩く。「夢の浮世を—・ろやれ」〈仮・恨の介・上〉 3 なまめく。粋なふうをする。めかす。「歌草...
ぬすみ‐に【窃に】
[副]こっそり。ひそかに。秘密に。「初霜の置き残したる白菊を露や—うつろはすらむ」〈散木集・三〉
ぬの‐そうじ【布障子】
白布を張った襖(ふすま)障子。「—はらせて住まひたる」〈枕・一七七〉
ぬき‐い・る【貫き入る】
[動ラ下二]鞭(むち)についたひもの輪を手首にはめ入れる。「手に—・れたる鞭を抜出して」〈保元・上〉
ぬり‐かべ【塗(り)壁】
壁土・モルタル・漆喰(しっくい)などを塗って仕上げた壁。
にわ‐つ‐とり【庭つ鳥】
[名]ニワトリの古名。「物思ふと寝ねず起きたる朝明(あさけ)にはわびて鳴くなり—さへ」〈万・三〇九四〉 [枕]庭に飼う鳥の意から、「鶏(かけ)」にかかる。「—鶏の垂り尾の」〈万・一四一三〉
にんちきのう‐けんさ【認知機能検査】
1 認知機能を測定・評価するために、専門の医師、臨床心理士、言語聴覚士などが行う検査。ミニメンタルステート検査(MMSE)・改定長谷川式簡易知能評価スケール(HDS-R)・前頭葉機能検査(FAB...
ヌーボー【(フランス)nouveau】
[名] 1 新しいこと。新しいもの。 2 「アールヌーボー」の略。 3 「ボージョレヌーボー」の略。 [ト・タル]《ぬうとして、ぼうとしているさまをの音に掛けていったもの》人の行動や性格が...
ぬらし【濡らし】
《動詞「ぬらす」の連用形から》色めかしいそぶりをすること。「口ききたるままに、よき加減なる—をしかけ」〈難波物語〉