てん‐がい【天涯】
1 空のはて。「彗星が—から来って」〈魯庵・社会百面相〉 2 故郷を遠く離れた地。「如何に—の遊子たる予自身を憫みしか」〈芥川・開化の殺人〉
でわ【出羽】
《古くは「いでは」》旧国名の一。明治元年(1868)に羽前・羽後に分割。ほぼ現在の山形・秋田両県にあたる。羽州。
点(てん)を掛(か)・く
1 連歌や俳諧などで、評点をつける。「佐野の渡りに郭公詠みたるも知らざれば、是には—・けざりし」〈戴恩記〉 2 記号をつける。斜線を引いたり、しるしをつけたりする。「気に入ったものへ、こちらから...
テロック‐バハン【Telok Bahang】
マレーシア、マレー半島北西岸、ペナン島の海岸保養地。同島北西部に位置する。ムカ岬がある半島は森林に覆われ、ペナン国立公園に指定。ホタルやシロハラウミワシが生息し、ウミガメの産卵地がある。
でん‐き【伝記】
1 個人の生涯にわたる行動や業績を叙述したもの。「偉人の—」 2 古くから伝えられている事柄の記録。
テルモピレー【Thermopylai】
ギリシャ中部の海岸沿いの隘路(あいろ)。南は絶壁で、北は海に面し、長さ数キロにわたる。前480年、レオニダス王の率いるスパルタ軍が、ペルシア軍をここで迎え撃ち、玉砕した。
テレフタル‐さん【テレフタル酸】
《terephthalic acid》芳香族カルボン酸の一。フタル酸の異性体で、カルボキシル基がパラ位についたもの。白色の結晶。ポリエステル繊維の主要原料。TPA。化学式C6H4(COOH)2
てんかつ‐きゅう【天蝎宮】
黄道十二宮の第8宮。蠍(さそり)座に相当したが、歳差のため現在は乙女座の東部から天秤(てんびん)座にかけてにあたる。太陽は10月24日ごろこの宮に入る。
でんし‐あぶりだし【電子焙り出し】
⇒デジタルステガノグラフィー
テリレン【Terylene】
ポリエステル系合成繊維の商標名。テレフタル酸とエチレングリコールを原料とする。テトロンはこの技術を導入したもの。