だい‐とう【大東】
東の果て。極東。また、日本の異称。
だいとう【大東】
大阪府東部の市。生駒(いこま)山麓に、野崎参りで知られる野崎観音(慈眼寺(じげんじ))がある。住宅や工場が多い。人口12.7万(2010)。
だい‐とう【大唐】
《「たいとう」とも》中国の唐朝、また、中国の美称。「—西域記」
だい‐とう【大塔】
1 大きな塔。 2 密教寺院の七堂の一つで、大規模な多宝塔。また特に、多宝塔で、初重が円形平面のもの。根来寺(ねごろじ)大塔など。
高野山金剛峰寺の根本大塔のこと。
だいとうあ‐きょうえいけん【大東亜共栄圏】
太平洋戦争下、日本が唱えた標語。欧米の植民地支配にかわって日本を中心として東亜の諸民族による共存共栄を樹立することを掲げ、日本のアジア支配を正当化しようとしたもの。
だいとうあ‐せんそう【大東亜戦争】
太平洋戦争の日本側での当時の呼称。
だいとうあせんそうこうていろん【大東亜戦争肯定論】
林房雄による評論。雑誌「中央公論」に昭和38年(1963)から昭和40年(1965)にかけて連載。単行本は昭和39年(1964)、昭和40年(1965)に正続2冊を刊行。
だい‐とう‐あ‐てい‐こく【大東亜帝国】
大東文化大学・東海大学・亜細亜大学・帝京大学・国士館大学の総称。 [補説]東海大学を加えず「大東」を大東文化大学の略とする場合もある。
だい‐とういつりろん【大統一理論】
素粒子の基本的な相互作用である電磁相互作用、弱い相互作用、強い相互作用を統一的に記述する理論。ゲージ理論を土台にして作られた。この理論から陽子崩壊や宇宙初期におけるモノポールの生成が予言されてい...
だいとう‐いん【大洞院】
静岡県周智郡森町にある曹洞宗の寺。山号は橘谷山。応永18年(1411)如仲天闇が開創し、梅山聞本が開山。戦国時代以降、東海地方へ教勢を拡大する拠点となった。